2009年5月31日掲載
2009年5月31日掲載

格調へのこだわりは、隅々にまでありました。

 
トイレットのシンクには排水口がなく、シンクの手前を持ち上げて排水する珍しい体裁です。
 
シンクには、LIFT UPの文字と共に、当時ロンドンでも有数の陶器メーカーDOULTON & Coの銘が見えます。現在でも、ROYAL DOULTONとして、格調高い製品を製造しています。
 
地下への階段(非公開) 地下には使用人が用いる通路や使用人の部屋がありました。
 

洋館の基礎の煉瓦には、当時の刑務所で製造された証の桜の紋が刻印されていました。


 

洋館一階のホール脇のトイレットは創建当時でも珍しい水洗式で、日本でも最初期の水洗式ではないかと思われます。
洋館ホールには、古めかしいガス式のヒーターが置かれていました。アールヌーボー調の装飾からも格調が感じられます。

洋館地下には縦横に通路が張り巡らされ、忙しく立ち働く使用人の姿が見えるようです。(非公開)
洋館は、無数の煉瓦の礎によって支えられています。(非公開)
 

撞球室へ通じる地下道入口(非公開)
 
 
トイレットのシンクには排水口がなく、シンクの手前を持ち上げて排水する珍しい体裁です。
 
シンクには、LIFT UPの文字と共に、当時ロンドンでも有数の陶器メーカーDOULTON & Coの銘が見えます。現在でも、ROYAL DOULTONとして、格調高い製品を製造しています。
 
地下への階段(非公開) 地下には使用人が用いる通路や使用人の部屋がありました。
 

洋館の基礎の煉瓦には、当時の刑務所で製造された証の桜の紋が刻印されていました。