2012年9月1日掲載 / 2019年12月1日更新
2012年9月1日掲載 / 2019年12月1日更新

上野駅は、数多くの美術作品を擁する壮大な美術館です。


中央改札口前のグランドコンコースに架かる平山郁夫作「ふる里日本の華」(昭和60年(1985)制作)
昭和60年(1985)に東北・上越新幹線開業を記念して制作されたステンドグラス作品。東北、上越新幹線の駅名、地名が華麗に配されています。取材時は、節電のため、残念ながら消灯されていました。

 上野駅構内には、それぞれの時代の記念として美術作品が数多く建立されて、さながら壮大な美術館のようです。平山郁夫、猪熊弦一郎、朝倉文夫等の作品の他にも、山本雅彦「朝の願い」、山本正道「あやとり」、高桑エリカ「青森ねぶた」、新幹線のコンコースには「南部馬、佐渡おけさ、こけし」などの多くの作品が置かれています。


中央改札口に架けられた猪熊弦一郎昨「自由」(昭和26年(1951)制作)

中央改札口に建つ朝倉文夫作「三相」
昭和33年(1958)の上野駅開設75周年を記念して建てられた智・情・意のそれぞれの相を表した三体の女性像。

朝倉文夫作「翼の像」(昭和33年)
グランドコンコースに置かれた像は格好の待ち合わせ場所となっています。

東北本線の起点ホームに建つ石川啄木の「ふるさとの訛(なまり)なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにゆく」の碑 

上野四季繁栄図(画・題字: 王学仲)
昭和60年(1985)に東北・上越新幹線開業を祝して上野観光連盟から寄贈された陶板壁画。天津大学の王学仲教授の手により描かれ、景徳鎮において製作されています。

中央改札口の頭上に輝く「故郷の星」
モニュメントの下の床には、「仰ぎ見れば故郷の星 ここにあり きらめく星ふれあいの星 わが心をうるおす」と記されています。
 

 

「月・日」のモニュメント
パンダ橋から昭和通りへと続くペデストリアンデッキ(歩行者連絡橋)、通称ジュエリーブリッジには巨大な月と日を象徴したモニュメントが建っています。
  

レストラン、ショッピングモールのアトレ上野に続く階上の回廊には、ギャラリーが設けられて、美術作品等が展示されています。

建物のあちらこちらに昭和初期を彷彿とさせる装飾が見えます。

中央改札口の頭上に輝く「故郷の星」
モニュメントの下の床には、「仰ぎ見れば故郷の星 ここにあり きらめく星ふれあいの星 わが心をうるおす」と記されています。

 
 
 

 
 
 

「月・日」のモニュメント
パンダ橋から昭和通りへと続くペデストリアンデッキ(歩行者連絡橋)、通称ジュエリーブリッジには巨大な月と日を象徴したモニュメントが建っています。