
台東区立書道博物館
台東区立書道博物館は、洋画家であり書家でもあった中村不折がその半生40年あまりにわたり独力で蒐集した、中国および日本の書道史研究上重要なコレクションを有する専門博物館です。書道博物館は、開館以来60年にわたって中村家により維持・保存されてきましたが、平成7年(1995)12月に台東区に寄贈されました。そして平成12年(2000)4月に台東区立書道博物館として再開館しました。既存の建物であった本館と、寄贈後に新たに建設された中村不折記念館から成っています。同館は中村不折旧宅として、東京都指定史跡に指定されています。(台東区根岸2-10-4)

中村不折像
書道博物館の庭園には、不折のブロンズ像が花々に囲まれてあります。洋画家であったことの顕示として、パレットと絵筆を手にしています。
台東区立書道博物館は、洋画家にして書家でもあった中村不折(1866-1943)の、中国、および日本の書道史に関わる殷代の甲骨、碑拓法帖、経巻文書、文人法書、青銅器、玉器、鏡鑑、瓦当、仏像、古写経類の重要文化財の古写経類12点、重要美術品5点を含む多様なコレクションから成っています。イギリスのスタイン・コレクション(大英博物館所蔵)、フランスのペリオ・コレクション(フランス国立図書館所蔵)などにも比肩する質、量ともに世界的な水準にあります。

書道博物館庭園
書道博物館の庭園の桜は、春先には色とりどりに咲き誇り、隠れた花見のスポットともなっています。

書道博物館本館は、東京都指定史跡となっています。

中村不折記念館の館内
本館に隣接して、中村不折記念館が建っています。

台東区立書道博物館
台東区立書道博物館は、洋画家であり書家でもあった中村不折がその半生40年あまりにわたり独力で蒐集した、中国および日本の書道史研究上重要なコレクションを有する専門博物館です。書道博物館は、開館以来60年にわたって中村家により維持・保存されてきましたが、平成7年(1995)12月に台東区に寄贈されました。そして平成12年(2000)4月に台東区立書道博物館として再開館しました。既存の建物であった本館と、寄贈後に新たに建設された中村不折記念館から成っています。同館は中村不折旧宅として、東京都指定史跡に指定されています。(台東区根岸2-10-4)