台東区長賞受賞者紹介(平成29年度)

大平倍大(声楽専攻)

プロフィール

Kuchoshoh29ohira
鹿児島市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業。同大学院修士課程首席修了。同大学院博士後期課程修了、博士号(音楽)取得。在学中、青山音楽財団奨学生、明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生、東京藝術大学宗次德二特待奨学生。学部卒業時に大賀典雄賞、松田トシ賞、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。大学院修了時に大学院アカンサス音楽賞、第1回台東区長賞受賞。博士課程在籍中に毛利準賞奨学金、長野羊奈子賞奨学金を受賞。2022年度、宗次德二奨学基金を受けウィーンに留学。第64回瀧廉太郎記念全日本高等学校声楽コンクール第1位。第85回読売新人演奏会出演。第42回鹿児島市春の新人賞受賞。オペラでは藤沢市民オペラ『魔笛』をはじめ、『愛の妙薬』ネモリーノ、『椿姫』アルフレード、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『ゴイェスカス』フェルナンド(日本初演)等で出演。ベートーヴェン『第九』、シャルパンティエ『真夜中のミサ曲』、ロッシーニ『小荘厳ミサ曲』等のソリストを務める。ライフワークであるドイツ歌曲のコンサートも勢力的に開催。東京文化会館にて文化庁/日本演奏連盟主催リサイタル・シリーズ(TOKYO137)に出演。これまで声楽を大友幸世、吉田浩之、Franz Lukasovsky、Rainer Trost、Ulf Bästlein、Ilko Natchev、Chris Merritt、歌曲演奏を丸山滋、Charles Spencerの各氏に師事。現在、東京藝術大学音楽学部声楽科教育研究助手。

受賞に対するコメント

この度は第1回台東区長賞という記念すべき、そして栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。今回の受賞を糧に、大学での研究を深め、演奏家としてより良い演奏を目指し、精一杯精進して参ります。今後ともご指導、ご鞭撻の程どうぞよろしくお願いいたします。