プロフィール

石川県私立星稜高校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科古楽チェンバロ専攻を経てケルン音楽大学大学院(古楽チェンバロ専攻)修了。平成22年度文化庁新進芸術家海外研修派遣員。渡欧中からヨーロッパ各地の音楽祭に参加し、アンサンブル活動を中心に研鑽を積む。帰国後、東京藝術大学大学院博士後期課程にて17世紀南ドイツの音楽家、フローベルガーの「組曲」に関する研究で博士号(音楽)を取得。東京藝術大学古楽研究室の教育研究助手、国立音楽大学での非常勤講師(2019-23年度)などの教育経歴を活かし、楽器体験講座やレクチャーを通してチェンバロの普及活動に力を入れている。これまでにチェンバロ・室内楽を辰巳美納子、鈴木雅明、大塚直哉、シェティル・ハウグサンの各氏に師事。日本チェンバロ協会所属。
受賞に対するコメント
この度の受賞、大変うれしく、光栄です。このような名誉ある賞をいただくことができたのも、これまでご指導下さった先生方、音楽仲間、そして家族の支えがあったからこそだと心から感謝しております。チェンバロを通して、一人でも多くの方にバロック音楽の魅力が伝わるよう、これまでの研究で培ったものを広く発信し、演奏家として一層精進してまいります。本当にありがとうございました。