プロフィール

東京都出身。東京藝術大学音楽学部を経て、2020年同大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了。学部卒業時にアカンサス音楽賞、読売新人賞受賞。大学院終了時に台東区長賞、大学院アカンサス音楽賞受賞。J. ディヒラー国際音楽コンクール第1位、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2017第1位グランプリほか受賞。 クロンベルク・アカデミーをはじめ国内外のマスタークラスで研鑽を積む。読売新人演奏会、芸大室内楽定期演奏会、藝大モーニング・コンサート、京都・国際音楽学生フェスティバル、リゾナーレ音楽祭、東京・春・音楽祭、バイロイト・ヤングアーティスト音楽祭、イタリア、オーストリアでの音楽祭やガラ・コンサート等、国内外の演奏会に出演。国際共同プロジェクトによるコンサートに多数出演し、D. Jonas、S. Azzolini、J. Rouvier各氏等とソロや室内楽を共演。これまでにElisabeth Weber、Wei Lu、堀正文、玉井菜採、Peter Komlos、岡山潔の各氏に師事。 2019年DAAD-Stibet奨学生。2020年野村財団奨学生。2021年ドイツ国立リューベック音楽院を最高点及び首席で修了。同年ベルリン・ドイツ交響楽団アカデミーを修了しバンベルク交響楽団契約団員を経て、現在ハンブルク交響楽団第1ヴァイオリン次席奏者。
受賞に対するコメント
この度、この様な栄誉ある賞をいただき大変光栄です。また一昨年からヨーロッパでの研鑽を重ねており、海外での様々な経験を経て、約9年間通った台東区で再び演奏できることを大変嬉しく思っております。ご指導いただいた先生方、家族をはじめとするたくさんの方々の大きな支えに深く感謝しております。楽しい時、緊張に押し潰されそうな時、悩み苦しんでいる時、色々な気持ちで上野公園を歩いたことを思い出します。学生生活の集大成として台東区長賞を受賞することができ、大変感慨深く、貴重な財産となりました。これからも音楽家として一層精進したいと思います。