プロフィール

4歳より才能教育研究会でチェロを始める。東京藝術大学附属高校を経て、東京藝術大学及び大学院修士課程を同声会賞ならびにアカンサス音楽賞、台東区長賞を受賞して卒業。現在、奨学生としてパリ・エコールノルマル音楽院で研鑽を積む。2022年、室内楽科(二重奏)を審査員満場一致の賞賛付き、ならびに飛び級をして最高課程を修了。2023年、最高課程弦楽器科を首席で修了。第4回WBMC国際コンクール(ポーランド)チェロ部門第1位、ならびに全部門総合グランプリ。第13,14回ビバホールチェロコンクール第3位、第2位など受賞多数。福島育英会奨学生。東京藝術大学内の推薦により、ベトナム国立音楽院、南カリフォルニア大学での公演に出演。これまでにラ・フォル・ジュルネ、東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭、長野国際音楽祭、コルシカ島音楽祭(フランス)など様々な演奏会に出演。また国内外のオーケストラに客演。
寺田義彦、川上徹、河野文昭、 山本裕康、中木健二、アンリ・ドゥマルケット、ジュリアン・ジェルネの各氏に師事。
寺田義彦、川上徹、河野文昭、 山本裕康、中木健二、アンリ・ドゥマルケット、ジュリアン・ジェルネの各氏に師事。
受賞に対するコメント
この度は台東区⻑賞という名誉ある賞を賜り、⼤変光栄に存じます。
今回受賞の対象となった学位審査会では、⾃分の脳内で鳴り響く理想の⾳⾊や⾳楽観の具現化、⼜それぞれの作品が持つ情調を⼤切に取り組んで参りました。研究報告書に於いては、ロマン派⾳楽への思考及び、現在の世界情勢と⾳楽の関係性に着⽬した内容を書かせていただきました。演奏の⾯、それから執筆の⾯でも、指導教員のご指導により最後まで充⾜感を感じながら遂⾏できました。これまでご指導いただきました先⽣⽅に深く感謝申し上げます。
この賞をいただいたことを励みに、今後も⾳楽とチェロに丹精を込めて取り組み、⼈々に精神の糧をもたらせるチェリストになれるよう、精進して参ります。